職員インタビュー

自分にとって楽しい道こそ
スキルアップへの近道

金子 歩Ayumi Kaneko

入社4年目(取材当時)/
研究開発部環境解析グループ 研究員

Profile

理学部数学科卒。入社後は研究開発部環境解析グループに配属され、森林分野の業務をメインに携わる。

入社理由

大好きな数学と共に生きる

学生時代について教えてください。

小さい頃から数遊びや科学館などが好きで、自然と数学の道に進みました。数学を応用した身の回りのものに興味があり、研究室では機械学習を用いた画像解析をテーマに卒業研究を行いました。
学生の間に様々なことを経験したいと思い、海外文化交流プログラムに参加したり、バイトやサークルを複数掛け持ちしていました。勉学以外に熱を注いでいた時間が長かった時期もあり反省していますが(笑)、各方面に全力で取り組めた学生生活でした。

RESTECを知ったきっかけはなんでしたか?

中学生のころから「数学の先生になりたい、将来も数学に関わる人生でありたい」と思っていましたが、大学2回生の冬に参加した「宇宙就活」というイベントがきっかけで、宇宙業界を目指そうと決めました。
そのときに出展していたRESTECの説明を聞き、衛星データが人々の生活を豊かにできるということに興味をもちました。画像解析ならこの先も数学に関わることができると思い、RESTECに入社しました。

仕事について

新たな知見が広がり、スキルアップできた4年間

入社されてから今現在までのお仕事について教えてください。

入社してから現在まで研究開発部の環境解析グループに所属し、農業分野や森林分野の業務に携わっています。
農業分野では衛星データから農耕地と耕作放棄地を判定する手法の開発業務に関わり、森林分野では国内外の森林伐採域の検出を行う業務や森林資源量の把握のためのプログラム開発業務を実施しました。
前述の通り数学が専門だったので、森林はおろかリモートセンシングもド素人でしたが、最初は上司や先輩に教えてもらうことで業務に携わりながら基礎知識を身に着けることができました。
1年目から様々な仕事を任せてもらえる環境のため、自分にとっては少し難しいような業務でも日々スキルアップしながら仕事ができていると感じます。

これまでのお仕事の中で、特に印象に残っていることは何ですか?

小中学生向けの環境教室で、講師として子どもたちの前で地球温暖化やリモートセンシングのこと、森林のはたらきについてお話したことですね。
後日子どもたちからお礼のお手紙をもらったのですが、一人一人びっしりと感想を書いていてくれていて感動しました。

今後の目標について教えてください。

みんなが当たり前に使うようなサービスを一つを作ることが目標です。そのためにも、まずは自分の知見を広げること、技術力を上げることが大事だと思っています。
日々の生活でも衛星データの利活用のヒントがあるので、何事にも興味をもって取り組みたいです。

ワークライフバランス

休日の過ごし方について教えてください。

最近は見に行けてないですが、星空観測が好きです(写真は富士山と沈みゆく細い月が綺麗だった時のもの)。
土日は買い物に行ったり家のことをしたり、また丸一日寝ていることもよくあります。しかし休みも取りやすいので、旅行へ出かけることもあります。

職場の雰囲気や働きやすさはいかがですか?

在宅勤務が多く、同期と出社のタイミングがバラバラなので、休憩中には「3か月ぶりだね~」なんてこともあります。楽しくおしゃべりしても、やるときはやるという雰囲気です。なにより休みが取りやすいのはRESTECの一番のいいところだと思ってます。

学生の皆さんへメッセージ

就活は楽しんだ者勝ちです。緊張しがちな面接はその業界のプロとお話しできるチャンスだと思うと、自然に対話を楽しめると思います。

1日のスケジュール

9:30

出社

一日のスケジュール確認

10:00

作業

解析処理のためのプログラム作成をします

11:00

打ち合わせ

社内メンバーで進捗確認をします

12:15

昼休み

出社時は若手のみんなと食べることが多いです

13:00

作業

衛星画像の解析処理を進めます

15:00

作業

解析結果を資料にまとめます

17:45

退勤