Meteosat-7(MFG)

国籍:EU欧州連合 衛星種別:気象・地球観測衛星 打ち上げ年:1997年

概要

別名1 メテオサット
別名2 Meteosat First Generation (MFG)
打ち上げ(状態) 1997-09-02
運用状態 2006-12-05(終了)
運用機関 EUMETSAT/ESA
観測項目・目的 ・静止軌道からのヨーロッパの気象観測運用を目的として打ち上げられたMeteosat First Generation (MFG)の1機
・MFGは合計12機でMeteosat-7(IODC)の2017-02-01まで運用された
・Meteosat Second Generation (MSG)及び Meteosat Third Generation (MTG) - “I” imaging, “S” soundingへ引き継がれた
軌道 静止軌道(2006/07から57.5° Eのインド洋上空にて運用)
高度 35,756 km
参考 https://directory.eoportal.org/web/eoportal/satellite-missions/m/meteosat-first-generation
http://www.eumetsat.int/website/home/Satellites/CurrentSatellites/index.html

搭載機器・機器タイプ

MVIRI (Meteosat Visible and Infrared Imager) / 3バンド放射計
観測幅 半球全体
分解能 2.5 km × 2.5 km(可視)
5 km × 5 km(水蒸気および熱赤外)
波長帯 0.5 - 0.9 μm(可視)
5.7 - 7.1 μm(水蒸気)
10.5 - 12.5 μm(熱赤外)

衛星主要諸元

打上げロケット Ariane 4
重量 322 kg
電力 200 W
寸法 2.10 m(直径)
設計寿命 5年

衛星概観図 (image credit ESA)

衛星概観図 (image credit ESA)

Meteosat 一覧表

Meteosat First Generation(第1世代メテオサット)
衛星 打上げ コメント
Meteosat-1 1977/11/23 1979/11まで運用
Meteosat-2 1981/06/10 1981/08/12から1988/08/11の間、主衛星として運用。
Meteosat-1 故障から20か月観測中断。
Meteosat-3 1988/06/15 1991/08から1995/05の間、西経50度、後に西経75度の大西洋上でGOESの代替機として運用された。
その後、1995年に運用停止。
Meteosat-4 1989/04/19 1989/06/19から1994/02まで主衛星として運用。
1996/11に運用停止。
Meteosat-5 1991/03/02 1994/02から1997年まで主衛星として運用後、東経65度に移動しINDOEXキャンペーンを支援(1998、1999)。
その後、東経63度に移動してインド洋上で2007/02まで実運用。
Meteosat-6 1993/11/20 2007/01までヨーロッパを観測する主衛星として運用。
2002/10、西経9度から東経10度に移動して第2世代Meteosat(MSG-2)の予備機となる。
2007/05、東経67.5度のインド洋上にて運用。
Meteosat-7 1997/09/03 MSGへの移行プログラムとして、1997/06から経度0土壌で主衛星として運用。2004/01/29~2006/06/14の間、第2世代のMeteosat-8と並行運用。
2006/07、東経57.5度のインド洋上に移動して現在も運用中。
Meteosat Second Generation(第2世代メテオサット)
衛星 打上げ コメント
Meteosat-8 2002/08/28 2004/01/09から運用開始。2008/05/13から東経9.5度においてRSS(Rapid Scanning Service)を開始。
Meteosat-9 2005/12/22 2006/07から経度0度にてMeteosat-8の予備として並行運用を開始。2007/04/11から主衛星。
Meteosat-10 2012/07/05 2012/07/16からESA/ESOCは衛星運用をEUMETSATに移管。
2012/12/18から運用開始。
Meteosat-11 2015/07/15 軌道上予備機