「炎天下の農地調査」を衛星×AIでDX RESTEC・エアロトヨタの共同提案が「Hatch Technology NAGOYA」に採択

2026年09月01日
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「炎天下の農地調査」を衛星×AIでDX
RESTEC・エアロトヨタの共同提案が「Hatch Technology NAGOYA」に採択
-衛星画像とAIを活用し、固定資産税における農地調査の効率化を実証-

一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)は、エアロトヨタ株式会社(以下「エアロトヨタ」)と共同で、名古屋市が実施する先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA」の課題提示型支援事業に提案し、行政課題「炎天下の現場巡回にさよなら—固定資産税の農地調査DX」の実証事業に採択されました。

本実証では、RESTECが有する衛星データ解析技術と、エアロトヨタが有する固定資産税業務支援の知見を組み合わせ、衛星画像やAIを活用して現地調査が必要な農地を事前に見極めるとともに、効率的な巡回を支援する仕組みの実現を目指します。


衛星画像とAIで「現地に行くべき農地」を見極める
固定資産の評価のために行う1月の航空写真では、農地の耕作状況の判別ができず、夏から秋に職員が現地巡視しており、大きな負担となっています。
今回の実証では、SAR衛星と光学衛星の画像を活用し、農地の状態を解析。AIによる解析結果をもとに、職員が机上で現地調査の必要性を確認し、調査が必要な農地を絞り込みます。
さらに、現地調査対象となった農地について効率的な巡回ルートを作成することで、調査業務全体の効率化を図ります。

【RESTECの役割】
RESTECは、衛星データ解析に関する知見を活用し、SAR衛星画像と高精細な光学衛星画像から農地の状態を解析します。それぞれの解析結果を組み合わせ、農地ごとの状態を「農地らしさ」としてスコア化する技術を担当します。

【エアロトヨタの役割】
エアロトヨタは、固定資産税業務支援の経験を生かし、解析結果をもとに職員が現地調査の要否を判断する仕組みや、現地調査対象となった農地を効率的に巡回するためのルーティング機能を担当します。

両者の技術を組み合わせることで、「すべての農地を現地で確認する」調査から、「現地に行くべき農地を事前に見極め、効率的に調査する」業務への転換を目指します。


今後について
今後、名古屋市と連携して実証を進め、衛星画像・AIによる農地解析の有効性や、実際の固定資産税業務における調査負担の軽減効果などを検証します。
RESTECとエアロトヨタは、本実証を通じて、農地調査DXを推進し、自治体業務の効率化と、持続可能な行政サービスの実現に貢献してまいります。

名古屋市プレスリリース