2025年度「坂田俊文賞」授賞式を実施
RESTECでは、リモートセンシング技術のさらなる普及啓発を目指し、2022年より「RESTEC研究助成」を実施しています。
RESTEC創立50周年を迎えた本年、RESTEC研究助成の成果を活用し顕著な業績を挙げた研究者を顕彰する賞として、我が国のリモートセンシング並びに財団の発展に多大な貢献をされた故坂田俊文先生の名を冠した『坂田俊文賞』を設立しました。
このたび、2025年11月7日(金)に開催されたRESTEC創立50周年記念シンポジウムにおいて、2025年度「坂田俊文賞」の受賞式を執り行いました。
受賞者は下記のとおりです。
2025年度「坂田俊文賞」受賞者
北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所 研究員
宇佐見 星弥(うさみ せいや) 様
研究標題
『積雪が D-InSAR 解析による地表変動量の計測精度に及ぼす影響の解明』
審査委員長 長 幸平 東海大学教授のコメント
2025年度「坂田俊文賞」は、2022年度にRESTEC研究助成に応募・採択され、研究助成期間終了後も顕著な業績を挙げられており、故坂田先生の志を受け継いでリモートセンシングの新しい未来を切り開いてくれるであろう研究者として、受賞者に選ばせて頂きました。
おめでとうございます。宇佐見様の今後の益々のご活躍を祈念しています。
「坂田俊文賞」授賞式の様子
※「坂田俊文賞」は、リモートセンシング技術の普及と発展、中でも若手研究者の支援を目的として、社会課題の解決や生活の質向上に資する研究を支援する「RESTEC研究助成」(2022年度設立)を受けられた方の中で、特に優れた成果を挙げた研究者を顕彰する賞です。
故坂田俊文東海大学名誉教授は、1960年代から衛星によるリモートセンシング技術に注目し、衛星画像を用いた地球観測の可能性を広く社会に示されました。東海大学情報技術センターの所長を務められ、衛星画像を用いた地球環境監視や災害対応、宇宙考古学など幅広い分野にわたる研究を牽引されてきた功績を称え、またRESTEC設立に際しても中心的な役割を果たされ、後にRESTEC技術参与としてご指導頂きました。これらのことを鑑み、故坂田俊文先生の名を冠した「坂田俊文賞」を、RESTEC創立50周年を記念して設立しました。
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