「衛星データ可聴化技法の探求~地球の響きと人間音楽の調和を探して~ 」研究成果報告会

2023年02月10日
イベント・展示会

RESTECが2022年度研究助成に採択し、早稲田大学永井 裕人氏が実施する研究「衛星データ可聴化技法の探求~地球の響きと人間音楽の調和を探して~ 」の研究成果報告会が開催されます。

【日時】2023年3月18日14:00-16:30
【場所】早稲田大学14号館514号室(東京メトロ東西線早稲田駅徒歩10分・東京都新宿区西早稲田1-6-1)
【概要】
地球環境変動を正しく認識し、持続可能な社会を形成するためには、従来の学術研究と政策への反映はもちろんのこと、その理解者・支援者である一般市民が、観測データまたはそこから得られたものに対して「当事者意識」を持つことが重要であると考える。そのための伝達手段には、学術的なグラフやマップのみならず、より感覚に強く訴えるような芸術表現も含まれる。
一般的に、聴覚情報によってデータを“聴く“手法を「ソニフィケーション(Sonification)」という。本研究ではこれまで主に視覚情報で情報伝達が行われていた衛星観測データを「ソニフィケーション」で表現伝達する手法の検討をおこなう。特に人間の意図が介在しない観測データ由来の偶然性を活かしたメロディやリズムの採集プロセスと、いかに聞き手の感情に作用を生む作品に仕上げるかという作曲ノウハウの探究を重視し、様々な音楽形態への応用を実践・議論する。

参加には事前にお申し込みが必要です。
詳細・お申込みは以下のリンクをご覧ください。

※本研究成果報告会は研究代表者の永井裕人氏が開催するものです。

研究成果報告会「地球の響きと人間の詩」 開催のお知らせ