日本気象学会 気象集誌論文賞の受賞について

2021年12月24日
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  • この度、長崎大学瀬戸心太准教授を主著者に、つくば事業所主任研究員 正木岳志が共著者のひとりとして発表した論文「全球降水観測計画二周波降水レーダ (GPM/DPR)の降水強度推定アルゴリズム」が(公社)日本気象学会の気象集誌論文賞を受賞しました。

    本論文は、アメリカ航空宇宙局(NASA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主導する国際協力である、全球降水観測計画/二周波降水レーダ(GPM/DPR)に係る降水推定アルゴリズムに関するものです。
    従来の減衰係数(k)とレーダ反射因子(Z)の関係式「k-Z関係」を用いた手法から、降水強度(R)と雨滴粒径分布(Dm)の関係式「R-Dm関係」を用いた新手法への改良について、そのアルゴリズムの詳細と効果について記述しています。

    論文の詳細は下部リンクよりご覧いただけます。

    RESTECは、リモートセンシングにおける気候・気象分野の研究開発を継続すると共に、蓄積した経験を生かして技術の発展に貢献します。

気象集誌論文賞 歴代受賞者一覧(日本気象学会)