ALOS日本データセット

AVNIR-2オルソ補正製品

以下の各製品を提供します。

  • AVNIR-2 オルソ補正製品

    AVNIR-2 標準処理データをオルソ補正した製品です。

    AVNIR-2 オルソ・大気補正製品

    AVNIR-2 オルソ製品に対し、大気補正を施した製品です。

    AVNIR-2 オルソ・大気・斜面補正製品

    AVNIR-2 オルソ・大気補正製品に対し、斜面補正を施した製品です。

  • オルソ・大気・斜面補正製品

大気補正・斜面補正について

大気補正や斜面補正は、土地被覆分類や画像間の比較等の前処理として有効です。

大気補正

衛星は地表からの反射あるいは放射を観測していますが、衛星と地表の間には大気があるため、衛星が観測した値には大気による散乱や吸収などの影響が含まれています。これらを取り除き、実際の地表面の土地被覆が示す反射あるいは放射の値を得ることを、大気補正といいます。
一般的には、大気補正によって、クリアな画像が得られます。

斜面補正(地形効果補正)

衛星が観測する領域に起伏があると、斜面の向きや角度によって衛星の方向に向かう反射あるいは放射の量が変わり、衛星が観測する値はそれらの変化を含んだ値となります。ある地点に存在する土地被覆の反射あるいは放射の強さを求めるためには、この影響分を補正する必要があり、この補正を斜面補正(地形効果補正)といいます。
斜面補正を行うと、同じ土地被覆(例えば森林等)が日向斜面と日陰斜面に分布している場合に、両者が同じような明るさになります。陰影があった方がよい場合には、斜面補正を行っていない画像をお使いください。

仕様

解像度 10m
提供単位 シーン
データ形式 Unsigned 8-bit
位置精度 約2画素
フォーマット GeoTIFF(4バンドを1ファイルに格納)
座標系 UTM(ITRF97 GRS80)

DEM製品

  • PRISMの2方向視・3方向視画像より作成したDSM(Digital Surface Model、数値表層モデル)製品です。

仕様

解像度 0.3秒(約10m)
提供単位 1度×1度
データ形式 高さ(楕円体高、m単位)、Signed 16bit
位置精度 水平6m(RMSE)、垂直5m(RMSE)
フォーマット GeoTIFF
座標系 緯度経度(ITRF97 GRS80)

PRISM オルソ補正製品

仕様

解像度 2.5m(UTM) / 0.3秒(緯度経度)
提供単位 シーン
データ形式 Unsigned 8-bit
位置精度 6m(RMSE)
フォーマット GeoTIFF
座標系 緯度経度(ITRF97 GRS80)

高解像度土地利用土地被覆図

  • 日本全域(一部の離島を除く)を約30m解像度で9つの土地利用・土地被覆(分類カテゴリー)に分けたデータです。
    ①水域、②都市、③水田、④畑、⑤草地、⑥落葉樹、⑦常緑樹、⑧裸地、⑨雪氷

仕様

解像度 約1秒(約30m)
提供単位 1度×1度
データ形式 GeoTIFF(インデックスカラー)
位置精度 1画素以内
フォーマット GeoTIFF
座標系 緯度経度(ITRF97 GRS80)

価格表

サポート窓口(data@restec.or.jp)までお問い合わせください。

※ 非商業利用目的の場合は、JAXAのホームページよりダウンロードして無料でご使用頂けます。