衛星画像から作られた3D地図「AW3D全世界デジタル3D地図」

概要

AW3D全世界デジタル3D地図は、世界中の地形や地面の起伏、さらには地表の樹木や建物の高さを再現した3次元データです。実際のフィジカル空間に存在する地球をそのままサイバー空間の中でデジタル化することにより、他の様々なデジタルデータと連携することが可能となり、既存の作業手順の改善やビジネスの拡大はもとより、新たな価値やサービスの創出にもつながることが期待されます。
  
AW3DはRESTECと株式会社NTTデータの共同開発・販売製品です。3次元データは人工衛星が撮影した地表の画像を解析することにより得られますが、AW3Dでは独自の画像処理技術であるマルチビューステレオ処理を始め、AI、ビッグデータ、クラウドコンピューティングといった最新のIT技術を組み合わせることにより、地球のあらゆる場所の3次元データを短期間で製造し、提供することが可能です。今後の宇宙ビジネスの展開に伴い、利用できる衛星の数が増え、また搭載されるセンサー機能も向上することにより、さらに高品質な3次元データの提供が可能となります。
  
AW3Dは2014年に製品の提供を開始して以来、世界130国、1300プロジェクトで利用されています。その利用分野は地図整備、防災、資源開発、都市開発、インフラ整備と多岐にわたり、携帯電話の5Gや自動運転といった最先端の領域での利用も始まっています。AW3Dはこれからも進化を続けて、お客様の新しいビジネスの開拓に貢献します。

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