内閣府「課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」への採択

2022年07月08日
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内閣府の実施する令和4年度「課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」へ、RESTECの参画するプロジェクト『衛星データによる「ずっと、400年」の先へ続く醤油原料の地産化』が採択されました。

創業400年のヒガシマル醤油では、「2050年問題」に対するリスク回避として、原料(米、小麦、大豆)の国産化や生産の省力化などに長年取り組んでいますが、左近のウクライナ情勢などを受け、原料確保に関するリスク回避の早期実現が必要と考えています。
本実証では、過去の衛星データ等と、これまでヒガシマル醤油が蓄積してきたデータと知見を活かし、適切な栽培・省力化情報を現場に提供し、醤油原料の地産化を実現するための実証を行います。

新しい産地で2年3作輪作体系による品質収量の安定と生産性の向上を早期に実現するための、衛星データの持つ「継続性」、「広域性」、「定期性」を有効利用した産地育成支援です。
2年3作輪作体系での前作と後作の関連を評価し、畑作物の初期生育から土壌の排水性を把握、品質収量から次の栽培に必要な作業を絞り込み、省力化情報を提供、生産性を高めるシステムを構築します。

本プロジェクトにおいてRESTECは、農業分野における光学衛星・SAR衛星の知見を活かした農業利用手法の検討を行います。

令和4年度 課題解決に向けた 先進的な 衛星リモート センシングデータ 利用 モデル実証プロジェクト

『衛星データによる「ずっと、400年」の先へ続く醤油原料の地産化』