衛星データによる都市デジタルツインを活用したお祭りXR体験の実証を実施

2021年09月30日
インフォメーション

一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)は、内閣府 宇宙開発戦略推進事務局が公募した「令和3年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」に株式会社電通九州、 TIS株式会社、株式会社CenterQと共に「衛星データによる都市デジタルツインを活用したお祭りXR体験の実証」が採択されたことをお知らせいたします。

夏の花火大会をはじめとするお祭りは各地域において重要な観光資源でもありますが、増え続ける来場者の安全確保など、様々な課題を抱えており「西日本大濠花火大会」をはじめとする大会が近年終了しました。アフターコロナ時代の祭り・観光においては、感染症への対策も含めたより一層の安心・安全な運営が求められ、祭りの事業継続のためには安定した収益を見込むことが必要です。

本実証では、魅力的な地場コンテンツの開発実証として、衛星データによる都市のデジタルツインを作成し、デジタル花火大会を開催し、ユーザーは自宅でXRコンテンツを体験します。デジタルツイン上で開催することで、従来にはないオリジナルな花火や協賛の表現による収益の確保、参加者が密集することのない安心・安全な花火大会を目指します。この取り組みにより、全国の地方創生に活用可能な衛星を活用した観光モデル構築へつなげます。

「衛星データによる都市デジタルツインを活用したお祭りXR体験の実証」概要

株式会社電通九州

TIS株式会社

株式会社CenterQ

内閣府:令和3年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト