北海道の暑い夏

2021年08月25日
©JAXA Analyzed by RESTEC

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の衛星「しきさい(GCOM-C)」のSGLIセンサで取得した北海道の2018年~2020年の7月と2021年7月の地表面温度平均値を比較し、差分を表しました。
画像の色が赤に近いほど、2021年の地表面温度が高く、青に近いほど2018年~2020年の地表面温度が高いことを示しています。

こうしてみると、2021年は過去3年間平均と比較して北海道のほぼ全域にわたり高温だったことがわかります。
その傾向が特に顕著にみられるのが十勝平野、網走周辺、岩見沢周辺です。

これら地域は、農業大国北海道の中でも畑作を中心とした地域と言われており、気候の変化による農作物への影響が懸念されます。
実際に、2021年8月4日付の日本農業新聞では高温・少雨による農作物(玉ねぎ)被害が報じられています。

人工衛星は広域を継続的に観測することで、地表面温度・土壌水分量・降水量などの気象データを蓄積します。
気象データを分析することで、例えば農業における気候変動適応策の検討にも活用することができます。

地名(国名)北海道(日本)
衛星・センサしきさい(GCOM-C)・SGLI

日本農業新聞:渇く北海道「災害級」干ばつ 深刻な農作物被害

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