2025年度 RESTEC 研究助成

地球観測衛星等によるリモートセンシング技術の更なる普及啓発を目指し、社会経済の発展や人々の生活の豊かさに寄与することを目的とした研究助成の公募を行います。

皆様のご応募を心よりお待ちしております。

公募概要

対象分野

人工衛星等(航空機、ドローン及び近接等を含む)によるリモートセンシング技術を活用した研究助成として、基礎的なデータの取得及び画像等データ処理を含む研究テーマを募集します。研究の一部への助成でも応募可能です。

採択数及び助成金額

採択数は 10 件程度とし、一件あたり 100 万円を上限とします。

助成対象者

どなたでも応募可能です。
個人での応募を基本としますが、個人での研究遂行が難しい場合は、主たる研究者を中心とする少人数のグループでの申請も可能です。申請者の国籍は問いません。なお、助成金の取扱い上、日本国内に居住している方を対象とします。本研究助成では、学生など若手研究者の方の積極的な応募を期待しており、採択総数の約3割を予定しています。なお、学部生および大学院生が応募する場合は、責任を持って研究指導を行っていただける方と連名で、グループとしてご申請ください。

助成期間

採択決定後、翌年3月31日までの約9カ月(研究計画に応じて、この範囲で自由に設定して頂けます)。

応募受付期間

応募受付期間:2025年3月3日(月)~4月21日(月)

応募方法

応募要領(PDF)に基づき、応募書類をメールにて提出ください。
ファイルは以下からダウンロードできます。

応募要領
応募書類(Microsoft Word)

採択一覧

一般財団法人リモート・センシング技術センターは、第4回(2025年度)RESTEC研究助成について、審査委員による厳選な選考を経て、以下の10件を採択いたしました。なお、採択10件のうち、学生からの応募2件が含まれています。

氏名 所属 研究テーマ
秋山 文野 個人 衛星データ解析を利用した調査報道手法の教材開発
⾦居  新⼤ 京都⼤学⼤学院 市⺠科学的⼟地利⽤・⼟地被覆マッピングによる「2025年ミャンマー中部地震」の影響解析
佐久間 東陽 木更津工業高等専門学校 民間定期航空便によるサンゴ礁モニタリングの観測シミュレーション研究
嶋田 陽一 国立研究開発法人水産研究・教育機構 
水産大学校
夜間光・クロロフィルa衛星画像・海洋モデルデータを用いた対馬海峡のイカ類漁場診断・予測システムの開発
武田 朝美 北海道大学 衛星夜間光データの経済分析への応用:カンボジアの事例
中島 徹 東京大学大学院 多様なリモートセンシングと先端計算機資源に基づく消えゆく文化遺産の保存と共有の実証的両立
Niken Prasasti Martono 東京理科大学 小規模酪農家のための低コスト草地推薦支援システムの構築:Sentinel-2 と分類モデルを用いた実証研究
丸⽯ 崇史 防災科学技術研究所 ⽕⼭学 ✕ リモートセンシング
—⾚外観測から溶岩の粘性率を推定する⼿法の開発—
水野 優輝 筑波大学理工情報生命学術院 フェノロジーと生育条件に着目した衛星リモートセンシングによる植生主題図の開発
米岡 大輔 国立健康危機管理研究機構
国立感染症研究所
Nextパンデミックに備える衛星画像を用いた感染症サーベイランス基盤構築

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