2024年度 RESTEC 研究助成

地球観測衛星等によるリモートセンシング技術の更なる普及啓発を目指し、社会経済の発展や人々の生活の豊かさに寄与することを目的とした研究助成の公募を行います。

公募概要(2024年度の募集は終了しました)

対象分野

人工衛星等(航空機、ドローン及び近接等)によるリモートセンシング技術を活用した研究助成として、基礎的なデータの取得及び画像等データ処理を含む研究テーマを募集します。研究の一部への助成でも応募可能です。

採択数及び助成金額

2024年度採択数は10件程度とし、一件あたり 100 万円(税抜き)を上限とします。

助成対象者

どなたでもご応募可能です。
個人での応募を基本としますが、個人による研究の遂行が難しい場合は、主たる研究者を中心とする少人数のグループでの申請も可能です。申請者の国籍は問いませんが、下記に示す報告書を作成するため、日本語による会話及び読み書きの十分な能力を有することを条件とします。また、助成金の取扱上、日本国内に居住している方を対象とします。
加えて、学生の方の積極的な応募を期待します。学生の意欲を後押しすべく、学生の応募を積極的に採択します。採択総数のうち、3割程度を採択する予定です。学部・修士課程の学生の方が応募する場合は、責任を持って研究指導して頂ける方と連名で、グループとしてご申請ください。

助成期間

決定後、翌年3月31日までの約8カ月(研究計画に応じて、この範囲で自由に設定して頂けます)。

応募受付期間

応募受付期間:2024年3月11日(月)~4月26日(金)
2024年7月中に、全申請者に採否を通知します。

応募方法

応募要領(PDF)に基づき、応募書類をメールにて提出ください。
ファイルは以下からダウンロードできます。
応募要領
応募書類(Microsoft Word)

採択一覧

一般財団法人リモート・センシング技術センターは、2024年度RESTEC研究助成について、審査委員による厳選な選考を経て、以下の9件を採択いたしました。なお、採択9件のうち、学生からの応募5件が含まれています。


氏名
所属 研究テーマ
伊藤 慶造 北海道大学大学院 水中音響リモートセンシングと空中リモートセンシングを併用したアマモ場の生態系サービスの定量化
大塚 優太 東京大学大学院 偏波合成開口レーダデータの物理に基づく適応的処理
金井 俊樹 筑波大学大学院 光学衛星Sentinel-2 衛星画像と再解析データERA5 を用いたCG コンテンツ制作のための季節操作可能な大規模地形景観の生成
小松孝太朗 京都大学大学院 衛星解析と写真測量を組み合わせた熱帯生産林における生物多様性広域評価手法の開発
佐治 斉 静岡大学 リモートセンシング技術を用いた危険運転対策に関する研究
菅原 大誠 北海道大学大学院 ドローンと音響計測を用いたラン藻分布域の可視化に関する研究
Jean-Baptiste Thiebot 北海道大学 衛星画像による海上の海鳥集団の検出
富田 裕之 北海道大学 人工衛星観測と機械学習による台風状況下の大気海洋パラメータの推定
Myagmardulam Bilguunmaa 富山県立大学 道路積雪深マッピングのための低コストMMSの開発

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