人工衛星を用いたデジタル福岡の花火大会を舞台にしたVR360度ストーリー作品「遠い日の宙(そら)」の一般公開について

2022年02月18日
インフォメーション

RESTECは、人工衛星画像を用いてデジタル空間に再現したデジタルツイン都市、デジタル福岡にて開催される花火大会を舞台にしたVR360度ストーリー作品「遠い日の宙(そら)」を2022年2月18日に一般公開しました。

本作品は、「近未来だけど懐かしい」をテーマに、近年様々な理由から多くの花火大会が終了していく中、本作品を通して様々な思い出にふけり、アフターコロナ時代に新たな形で花火大会が再開されることを願って作成したものです。

コロナで制限が多い中、技術と様々なつながりで世の中にワクワク感を届けることができたら幸いです。

本作品は、内閣府 宇宙開発戦略推進事務局「令和3年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」に採択された実証テーマ「衛星データによる都市デジタルツインを活用したお祭りXR体験の実証」において制作されました。

この実証は、令和3年6月にJAXA主催、FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム後援の「衛星データを活用して地域課題を解決するアイデアソン」で最優秀賞を受賞したチーム「のぼせもん」のアイデアがベースとなっています。

「のぼせもん」は、福岡の観光産業振興を中心に、関係人口を増やすことを目標に取り組んでおり、今回の作品も、地元アーティストや技術者・製造業者の方々とのコラボレーションで制作しました。
RESTECも、この「のぼせもん」の一員として実施しています。


VR360度ストーリーとは、上下左右360度の様々な視点で何度でも楽しむことができる最新のデジタル作品です。パソコンのブラウザやスマートフォンのアプリで楽しむこともできますが、VRゴーグルや、スマートフォンと数百円の簡易型VRゴーグルを使って、作品への没入感をお楽しみ頂くことを強くお勧めします。

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