有珠山情報 2000年3月31日・4月2日2000年3月31日 〜 2000年4月2日

2000年4月2日

2000年4月2日 10:43頃観測 SPOT-2(衛星の説明はこちらです。)
本日のSPOT-2による観測は、雲量が多く地上の状況把握は困難です。
SPOT-2 HRV(XS)

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cCNES, 2000, SPOTR
受信処理:NASDA
画像作成:NASDA/RESTEC

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cCNES, 2000, SPOTR
受信処理:NASDA
画像作成:NASDA/RESTEC

2000年4月2日 参考資料(地形図・鳥瞰図 等)

SPOT-2/HRV(XS) Apr. 24, 1999
この画像は1999年4月24日にSPOT-2号のHRV(XS)により観測した画像と国土地理院発行の20万分の1の地図画像とを重ね合わせたもので、衛星画像により有珠山近辺の様子が分かるように参考として作成しました。

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cCNES, 1999, SPOTR
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洞爺湖側から展望した有珠山域の鳥瞰像
SPOT-2/HRV(XS) Apr. 24, 1999
この画像は1999年4月24日に、SPOT-2号のHRV(XS)により観測した画像をもとに、国土地理院が作成した数値標高モデル(50mメッシュDEM)を用いて、立体視したものです。

spot_hrv_3d_04241999
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cCNES, 1999, SPOTR
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洞爺湖側から展望した有珠山域の鳥瞰像
この画像は2000年3月31日10:37頃の有珠山噴火直前に、IRS-1C号のLISS-3により観測した画像をもとに、国土地理院が作成した数値標高モデル(50mメッシュDEM)を用いて、立体視したものです。
IRS-1C/LISS-3 Mar. 31 2000

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cANTRIX 2000 Space ImagingR
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2000年3月31日

2000年3月31日 10:37頃観測 IRS-1C (衛星の説明はこちらです。)

記者発表文

この画像は、国土地理院発行の数値地形モデルに、IRS-1C/LISS-3により観測された衛星画像(可視近赤外による合成画像))をはり付け、鳥瞰図としたものです。 洞爺湖南東湖畔から有珠山方向を望んでおり、火口域と推定される地点を赤で示してあります。

参考資料
  1. 北海道新聞2000年3月31日13時41分撮影の斜め方向航空写真2枚
  2. 1:25,000の国土地理院地形図 虻田
  3. 衛星画像 IRS-1C/ LISS-3画像 2000年3月31日10時37分観測
    航空写真(上記1)の写真)に撮影されている地形上の特徴点

  1. 国道、道央自動車道
  2. 形式:講義+実習 1~3日
  3. 土地の形状(積雪)を地形図と衛星画像図上で対応させて、航空写真の噴煙位置より火口を推定した。
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cANTRIX 2000 Space ImagingR
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cANTRIX 2000 Space ImagingR
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画像作成:NASDA/RESTEC

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cANTRIX 2000 Space ImagingR
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cANTRIX 2000 Space ImagingR
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2000年3月31日 記者発表文

有珠山周辺の人工衛星による観測計画について

平成12年3月31日
宇宙開発事業団
(財)リモート・センシング技術センター

宇宙開発事業団では、地球観測衛星により別紙の計画にて、有珠山周辺の観測を行い、受信、処理を行った後、インターネット等を通じて公開いたしますので、下記ホームページをご覧ください。
アドレスhttp://www.jaxa.jp/  または、http://www.restec.or.jp  
なお、観測計画は、変更されることがあります。

お問い合わせ

サポート窓口
TEL:03-6435-6789 FAX:03-5777-1585

観測日時(日本時間) 観測時間 観測衛星名 受信場所
2000年3月31日 10:37頃 IRS-1C TSIC
2000年4月1日 - - -
2000年4月2日 10:40頃 SPOT-2 EOC
17:24頃 RADARSAT TSIC
2000年4月3日 05:36頃 RADARSAT TSIC
10:25頃 SPOT-2 EOC
11:05頃 SPOT-1 EOC
2000年4月4日 10:36頃 SPOT-1 EOC
2000年4月5日 09:30頃 LANDSAT-7 HIT
10:28頃 SPOT-1 EOC
17:37頃 RADARSAT TSIC
2000年4月6日 05:49頃 RADARSAT TSIC
20:59頃 LANDSAT-5 EOC
2000年4月7日 10:44頃 SPOT-2 EOC
2000年4月8日 10:44頃 SPOT-2 EOC
11:09頃 SPOT-1 EOC
2000年4月9日 10:40頃 IRS-1D TSIC
10:42頃 SPOT-1 EOC
17:20頃 RADARSAT TSIC

EOC:宇宙開発事業団地球観測センター(埼玉県比企郡鳩山町)
TSIC:東海大学宇宙情報センター(熊本県上益城群益城町)
HIT:広島工業大学(広島県広島市佐伯区)

観測衛星について
  1. LANDSAT-5及び7
     LANDSAT-5,7(ランドサット5号、7号)は、1984年3月(5号)、1999年4月(7号)にアメリカが打ち上げた地球観測衛星で、観測されるデータの地上分解能は約30mです。また、7号につい ては地上分解能約15mのデータも観測できます。
  2. SPOT-1及び2
     SPOT-1,2(スポット1、2号)は、1986年2月(1号)、1990年2月(2号)にフランスが打ち上げ た地球観測衛星で、観測されるデータの地上分解能はパンクロモードで約10m、マルチスペクトラルモードで20mです。
  3. RADARSAT
     RADARSAT(レーダーサット)は、1995年カナダが打ち上げた地球観測衛星で、合成開口レーダによりデータを観測し、観測されるデータの地上分解能は約10、30、50、100mと、観測モードを変えることができます。
  4. IRS-1C及び1D
     IRS-1C,D(アイアールエス1C、1D)は、1995年12月(1C)、1997年9月(1D)にインドが打ち上げた地球観測衛星で、観測されるデータの地上分解能は、パンクロで約5.8m、マルチで約23mです。