AW3D数値表層モデル(Digital Surface Model: DSM)でみる房総半島

2022年06月15日

房総半島全景から、千葉県君津市貞元近辺へフォーカスする動画です。
写真の様に見える光学画像ではなく、植生や建築物、橋などを含めた地球の表面の数値モデル(Digital Surface Model:DSM)で表現しています。

動画は、NASAのSRTM30m解像度から始まり、次に解像度2.5mのAW3D標準版DSM (0:15)、最後に解像度0.5mのAW3D高精細版DSM (0:30)へと変化します。
30m解像度では広域の地形を把握することができ、0.5m解像度では住宅地など土地利用の様子がわかります。
このように、衛星データを利用する際には、目的に応じた解像度のデータを選択することが重要です。

AW3D標準版地形データは、世界最高水準の2.5m/5m解像度で世界中の陸地の起伏を表現したデジタル3D地図です。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の衛星「だいち(ALOS)」の3D立体視に特化したセンサ PRISM で取得した衛星データを使用しています。

AW3D高精細版地形データは、民間衛星最高クラスの解像度を誇る米国Maxar社の衛星群を使い作成した、地図縮尺 1:2500 相当の位置精度を持つデジタル3D地図です。
GCP 補正を含む柔軟なカスタマイズ性もあり、様々な業界で新たな利用が広がっています。

地名(国名)房総半島(日本)
画像製品AW3D標準版地形データ、AW3D高精細版地形データ