
- 作物モデルについて、積雪を考慮したオオムギの発育予測が可能となりました。また、水稲品質モデルの核となる窒素吸収サブモデルを改良し精度向上を図りました。さらに、モニタリング画像データからの水稲の生育量や出穂開花の自動認識が実現しました。
- 土水モデルについて、将来の降雨(gamsDB+ELPIS-Jp)を用いた予測から、気温上昇に伴い冬季の流出増、春季の流出減が予想されました。また、用水路水温形成モデルによって、農家の水管理に応じた灌漑水温の予測ができました。さらに、田面水温形成モデルによって、灌漑水温度に応じた水田内の温度環境形成を予測することができました。
- 作物モデル、土水モデルを含む、生産支援システムのための基盤ソフトウエアが完成しました。(図1)
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