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気候変動に伴う水産資源・海況変動予測技術の革新と実利用化

淡路 敏之(海洋研究開発機構)

平成22年度の主な成果
  • 高解像度海洋ダウンスケーリングシミュレーションに用いる領域モデルを開発しました。
  • 海洋・大気・海洋生態系の3圏統合データ同化システムのベース要素モデルを開発しました。
  • 海洋環境場の可視化手法を開発しました。
  • モデルと過去の漁獲実績を組み合わせた漁場予測モデルのプロトタイプを開発しました。(図1
  • 操業の現況把握とモデル結果の通信範囲の調査ために、人工衛星夜間可視画像データベースを作成しました。


図1   HSIモデルを用いたアカイカ漁場推定の結果
上: 2006-2008年の冬のアカイカの標本船分布操業実績
下: 2006-2008年の冬のアカイカのHSIモデル分布

過去の水温や海面高度計等の海洋環境変数と同時期の対象魚種の漁獲実績を組み合わせて「魚の棲みやすさ」を統計的に指標化する好適生息域モデル(HSIモデル)を作成すれば、海洋環境変数の現況と予測値を用いて、精度の良い漁場の探索および予測を対象魚種ごとに行えます。これを応用すれば、気候変動を見据えた将来の水産資源管理にも有用な情報発信が可能です。