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一般財団法人リモート・センシング技術センター

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お知らせ

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)に関する動向

2012年8月17日

RESTECは、文部科学省の受託業務により「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第1作業部会(WG1)※1に関する国内外の研究動向の調査業務および関連する国内の活動についてWG1国内支援事務局を運営しています。

IPCCは、世界気象機関(WMO)および国連環境計画(UNEP)により、1988年に設立されました。各国の政府から推薦された科学者の参加のもと、二酸化炭素等の温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化に関する科学的・技術的・社会経済的な評価を行い、得られた知見について、政策決定者を始め広く一般に利用してもらうことを任務としています。これまでに、最新の科学的知見を取りまとめた評価報告書を4度にわたり取りまとめており、特に、2007年に公表したIPCC第4次評価報告書(AR4)では、気候システムの温暖化には疑う余地はなく、人為起源の温室効果ガスが温暖化の原因とほぼ断定するとともに、すでに様々な影響が顕在化していることや今後20~30年の間の温室効果ガス削減の取り組みが、緩和策で有益であることを指摘するなど、多くの重要な点を評価・報告しています。そして、IPCCの活動は、ノーベル平和賞の受賞へとつながりました。現在は、2013年~2014年にかけて公表される予定の第5次評価報告書(AR5)に向けて執筆活動が行われています。

IPCC AR5 WG1に関する我が国の積極的な貢献に向けて、RESTECでは、本受託業務を通じて体制を整え、WG1国内研究者の活動を支援するとともに、研究コミュニティから政府の政策決定者や社会一般への情報発信の中核的役割を果たすことを目指して取り組んでいきます。

※1 第5次評価報告書(AR5)へ向けた体制として、第1から第3までの3つの作業部会(WG)およびインベントリー・タスクフォース (各国における温室効果ガスの排出量・吸収量の目録に関する計画の運営委員会)を設けている。WG1は「自然科学的根拠」、WG2は「影響・適応・脆弱性」、WG3は「緩和(策)」を主題としている。AR5の作成スケジュールは、2013年にWG1、翌2014年にWG2,WG3および統合報告書(SYR)が順次完成される予定です。