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一般財団法人リモート・センシング技術センター

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お知らせ

AW3DⓇ全世界デジタル3D地図が「Asia Geospatial Technology Innovation Awards 2017」を受賞

2017年8月24日

一般財団法人リモート・センシング技術センター(以下:RESTEC)と株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が、宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)と連携して提供する「AW3DⓇ全世界デジタル3D地図 (以下:AW3D)」(注1)が、Geospatial Media and Communications(注2)主催のAsia Geospatial Excellence Awardにおいて「Asia Geospatial Technology Innovation Awards 2017」を受賞し、8月23日にマレーシアにて授賞式が開催されました。
本賞は、地理空間情報分野で革新的な技術について極めて顕著な貢献をした機関や技術、プロジェクトなどに贈られるものです。
今回、AW3Dは、衛星画像を活用した世界最高精度の全世界3D地図の技術イノベーションにより、アジア太平洋地域の災害対策やインフラ整備など数多くのプロジェクトを通じて、同地域の経済・社会へ大きく貢献したことが評価されての受賞となりました。
RESTECとNTTデータは、これからもAW3Dを通じて、地理空間情報の利用拡大、市場創出に寄与していきます。

Asia Geospatial Excellence Awardについて

「Asia Geospatial Excellence Award」は毎年1回、アジア太平洋地域の経済および社会への貢献を踏まえ、アジア太平洋地域において、地理空間情報分野における応用実績、政策への適用、または優れた技術イノベーションを表彰するもので、今回で第7回目を迎えます。選考対象はアジア太平洋地域で行われる地理空間情報に関連するプロジェクトであり、特に地域の社会および経済への貢献度の高いものを対象とします。
http://awards.geospatialmedia.net/gsa/ (外部リンク)

AW3Dについて

「AW3D全世界デジタル3D地図」は、RESTECとNTTデータにより、世界で初めて5m解像度の数値標高モデル(DEM)(注3)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図として2014年2月にサービス提供を開始しました。JAXAの陸域観測技術衛星「だいち(ALOS:エイロス)(注4)」によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いて、RESTECと共同で開発・販売しています。都市計画等の分野において利用を広げるために、2015年5月からは米国の民間衛星会社DigitalGlobeの衛星画像を活用した高精細版3D地図の提供を開始しました。これにより最高0.5m解像度を実現し、都市エリアを中心とした「建築物」レベルの細かな起伏の表現が可能となりました。
2016年3月には、その高い技術力と、世界70カ国にわたる幅広いサービス提供を通じて、世界各国の産業・行政をはじめとする社会基盤の高度化・効率化を支援し、日本の宇宙開発利用の普及啓発に大きく貢献したことが評価され、内閣府主催の「第2回宇宙開発利用大賞」において「内閣総理大臣賞」を受賞しました。また、2017年1月4日に発表された株式会社日本経済新聞社主催の「2016年日経優秀製品・サービス賞」では、「優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞しました。
AW3DⓇ Webサイト http://www.aw3d.jp/

今後について

RESTECと NTTデータは、これからも3D地図および関連サービスの提供を通じて、地理空間情報の利用拡大、市場創出ならびに関連産業の振興に取り組んでいきます。

(注1)  デジタル3D地図:地表の3次元座標値(水平位置と高さ)が記録されたデータ。高さを示す数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM)と、水平位置を示す正射投影(オルソ補正)画像の2種類のデータから構成されます。正射投影画像とは上空から撮影された画像の地形にともなうゆがみを除去し、正しい位置情報を付与した画像です。

(注2)  Geospatial Media and Communications:1997年に設立された、地理空間情報関連の技術、ソリューションの共有、普及を目的とした国際的な団体。本部はインドにあり、米国・マレーシア・UAE・オランダ・南アフリカに地域事務所を持っています。

(注3) 数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM):地表面の地形のデジタル表現で、ある格子点間隔ごとの高さの値をデジタル化したものです。解像度はデータの精細さの尺度です。5m解像度は5mの格子間隔で高さの値を記録していることを意味します。
なお、これまで全世界規模で整備された地図には、米国が2000年にスペースシャトルを用いて観測したデータによる90mおよび30m解像度の数値標高モデル(2003年に第一版公開)、米国と日本が共同で2000年から観測した衛星画像による30m解像度の数値標高モデル(2009年に第一版公開)があります。

(注4) 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS, エイロス):2006年1月から2011年5月まで運用された日本の地球観測衛星で、高精細な全世界観測を実施し、地図作成・更新、災害状況把握、地域環境観測等に貢献しました。本事業では運用期間中に撮影された約650万枚の画像のうち、パンクロマチック立体視センサー(PRISM, プリズム)が撮影した被雲が少ない約300万枚を活用しています。

※ 「AW3D」は、一般財団法人リモート・センシング技術センターと株式会社NTTデータの登録商標です。
※ その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

一般財団法人リモート・センシング技術センター
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目17-1 TOKYU REIT 虎ノ門ビル3階
広報室 金澤 TEL:03-6435-6700

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左からJAXA内藤様、RESTECソリューション事業部 向井田部長、NTTデータ加藤様

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JAXA様、NTTデータ様を含めたAW3Dメンバ一同

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賞状と記念トロフィ