閉じる

衛星画像販売・ソリューション提供

一般財団法人リモート・センシング技術センター

English
公式Facebookページ公式Facebookページ

事業案内

リモートセンシング研究開発

地球が知りたい、地球を見せたい、私たちの研究は続きます

リモートセンシングの利用分野は非常に広く、それらの分野で観測データを利用するためには、対象物の観測に関する基礎的な研究から、他の情報との組み合わせを含む利用ニーズに即した応用研究まで、広範な研究活動が必要です。また、衛星が観測したデータの保存処理等の技術や、データ利用のためのアプリケーション技術及びシステムの開発も必要です。

RESTECでは、観測対象物の反射特性などの基礎的研究から、森林、水資源、大気・海洋などの環境監視及び管理、食料安全保障、防災、国土基盤情報整備などの分野における利用研究を継続して行うと共に、観測データのラジオメトリック補正、幾何補正などの補正技術の開発、衛星データの受信処理保存等の地上システム、データ利用に係るOGC(Open GIS Consortium)、ISO(International Organization for Standardization)等の最新技術の動向を取り入れたデータ利用システムなどのソフトウェアを開発しています。さらに、リモートセンシングに係る機器の開発も行っています。

今後もこれらの研究開発を継続すると共に、蓄積した経験を生かしてリモートセンシングの発展に貢献します。

差分干渉解析手法による地盤沈下の抽出

人の目では見えない地面の変動や斜面の移動を高精度に計測する手法について、研究開発を行っています。

図は、合成開口レーダ(SAR)の差分干渉解析手法による地盤沈下の抽出事例です。炭坑周辺で発生した地盤沈下を面的に抽出できていることがわかります。本手法は、広域の地盤沈下を定期的にセンチメートル精度で計測することが可能です。

SAR、光学センサ複合解析による浸水地域の抽出

合成開口レーダ(SAR) と光学センサの複合解析手法、及び、その応用について研究開発を行っています。

図は、光学ハイパースペクトルセンサの解析に基づき、SAR画像から津波浸水地域を抽出した結果です。光学センサとSARセンサの特徴を生かし、複合解析によって広域の津波浸水域抽出が実現できていることがわかります。

アルゴリズムの研究開発

ALOSに搭載されたPRISMのステレオ観測画像から高解像度/高精度な数値表層モデル(DSM: Digital Surface Model) を作成するアルゴリズムの研究開発を行いました。

このソフトウェアにより、PRISMの3方向視(または2方向視)のデータから精度の高いDSMを作成することができます。

また、DSMにより衛星画像の3D表示の他、洪水による被害推定等、様々な応用が可能となります。

衛星受信処理設備の研究開発

タイ国のGISTDA(Geo-Informatics and Space Technology Development Agency、Public Organization)からの委託により、GISTDAが所有する地上局設備にALOS用の受信処理提供機能の付加を行いました。

これにより、ALOSの観測要求の発行からデータ受信・記録・保存・処理提供が可能となりました。また、データの高次処理も可能となりました。

衛星観測データの校正・検証

research05
拡大する

米国ネバダ州の砂漠での現場データ(地表面反射率)測定の様子。

衛星画像の位置精度を保証する幾何学的校正、画像の輝度精度を保証するラジオメトリック校正や、推定物理量の精度を保証する現場データの測定解析等の検証を総合的に行い、衛星観測データの品質を確実なものとしています。